2015年03月10日

《映画》「幕が上がる」で、一寸@感想その2

今回は、少し、落ち着いて、
というのは、ももクロ好きということに引っ張られ過ぎずに
観ることができたように思います。


私は、学生時代にクラブ活動をしていませんでしたし、
中1の時に、クラブに入ったけのだけれども、中1の夏休みで終わっています。
高校生活でのクラブ活動という意味でのドンピシャな共感はありません。

それでも、高校三年生という時期には、進路について考えさせられる。
勉強ができるわけでもなく、クラブ活動をやっているわけでもなく、
明確に何かやりたいことがあるわけでもなく、
無心に打ち込めるものもない。
とはいえ“とりあえず、大学にいって何するんだ?”という疑問、
社会へ出ていくことへの、不安、迷い・・・。
そんな“不安感”というのは、共感する部分ではありますね。
(その結果、デザインの専門学校に行きました)

なので、私は、学生時代での共感というより、
社会に出て“現在の自分”や仕事をし始めた“若かりし頃の自分”と、
重なって、心に刺さるところがありました。

現在は、そこそこの年齢になってしまいましたが、
それなりに“創造的”“クリエイティブ”な仕事をしていると
“演劇”と重なってくることもあります。


自分で選んだ、好きな世界(仕事)でありながらも、
“本当に自分に向いているのだろうか”と思ったことも何度もあった。

「何で演劇やってるの?」と問われた“さおり”が
何とも言えない表情をします。

その後に、中西さんに言った問いへの答え。
けっこう、共感しちゃいます。


演劇の世界は、
「幕が上がる」の原作を読み、映画を観て、
あとは、ときどき観る“舞台”“ライブ”“落語”などから
想像するくらいしかできないけど、
「1+1=2」とか、運動部のような「タイム」とか「勝ち負け」、
みたいな、分かりやすい答えが無い世界。
そんなところも、自分の仕事と引き寄せて、
デザインの仕事というのも、答えが明確にあるものではなくて、
演劇の審査に対する“さおり”のぼやきにも共感します。
まあ、社会に出て、仕事をしていると、そんな場面は良くありますよね。


普通の女子高生が、不満や不安を抱えつつ、
だんだんと何かに没頭していく姿、
だんだんとキラキラしていく姿に、勇気をもらいます。

観ている自分にそんな時代が無かったかもしれないけど、
人生の要所、要所で悩んだりしたこと、
自分の人生に影響を与えた人との出逢いや別れ、
そんなことをダブらせつつ、共感します。

映画のなかで出てくる「銀河鉄道の夜」が、映画のストーリーと重なります。
「宇宙のどこまでも行ける切符」という希望、無限の可能性、
しかし「どこへもたどり着けない」不安。

でも、どこかへたどり着いているし、そばには誰かがいる
って、感じられる・・・。
そして、また、逢える「いつか、どこかで」

そんな映画だと感じました。


ほなな
posted by たにぃも at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | MCZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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