2014年09月06日

《チョイ出シ》人間国宝で“あくびの稽古”@小三治

池袋演芸場 平成二十六年八月上席・昼の部
2014年08月10日(日)

前回の8月4日は、月曜日だった。
今回は、日曜日で最終日、千秋楽。
でも、台風接近! 混み具合はどうなのか?

一応、11時ごろに到着。
当日券を並んでいる人は、そんなに多くない感じ。チケット売り場から「油そば」屋まで届かない。天気が悪いので、並んでいる人は建物にへばりつく形で一列。
私は、前売り券を持っているので、地下の入口へ向かう階段へ。踊場より少し下、4日より前に並べました。
11時45分ごろ入場開始。

せっかくなので、B列7番に座る。
前から二列目(一番前は、机が無い)、センター通路から左へ二つ入る。センター通路には、パイプ椅子の補助席がある。
開場時間になり、当日券の人が入り始めると、すでに立ち見。


この日、入口でもらった番組表
裏? 表??

20140810_池袋番組表裏.jpg


寄席往来(13) 〜人間国宝〜
文章 = 隅の老人  落画 = ウノ・カマキリ
(落語界では三人目。そして小三治さんについて紹介されています。今まで裏面は真っ白だった? ちなみに4日のものは、「寄席往来(12)〜怪談ばなし〜」でした。夜の部が、正雀さんの怪談噺の十日間)

前座の市助さんが終わると、番組が始まる。
ろべえサン「ヤジをかけてもらえると『やじ ろべえ』となります」。
小三治一門会でも何度か続いています。

木久蔵さん「小三治師匠に“はまって”ます・・・」?(笑)
「こんなに身近な人間国宝、手に届きそうな人間国宝、ほかにいますか!」物理的にね(笑)
何ともふわふわした感じ、けっこう、嫌いじゃないですが・・・。

はん治さん「妻の旅行」。
これも作:三枝(当代・文枝)。「鯛」「背なで老いてる〜」「ぼやき酒屋」は聴いたことがあるが、これは初めてでした。

仲トリで、
さん喬さんの「湯屋番」を聴いた。
初めてかも(喜)。

円丈さん「手紙無筆USA」。
嫌いじゃないんですが・・・。私は初めてだと思いますが、小三治さんのトリで、“膝前”に円丈さんというのは、あまり好みじゃないなぁ、私個人としては。よく言えば、もったいない。日を改めて、楽しみたい気がします。

“膝がわり”、トリの前は、正楽さん。
「ミッキーマウスとミニーマウス」のリクエストにちょっと苦戦していました。

次は、いよいよトリ。
この時間になると、もちろん、後ろから両サイドには立ち見。
さらに、センター通路の段差の前方、および、椅子席の最前列の前(高座下?)の両脇にも人がいました。
前座さんの「お膝おくり、お願いします」という声。
“膝おくり”ったって、椅子席は無理だし、そのまわりは立ち見。それでも“お膝おくり”。要は、詰めて下さいってこと。

“膝がわり”という言葉を聞いて、小三治さんは、古い寄席の話をしてくれました。
今は、新宿の末広亭には畳の桟敷席がありますが、上野・鈴本演芸場、池袋演芸場、浅草演芸ホールと主なところは椅子席。池袋演芸場は、以前はビルの三階にあって、畳だったそうです。

昔、川崎演芸場というのがあって、そこも畳だった。
小三治さんの初高座は、その川崎演芸場。
(落語協会の芸人紹介のページにもちゃんと書いてあります)
川崎演芸場の見つかりにくさは、池袋演芸場の比ではないようで、場所的にはあっているはずなのに、周りを見回しても、看板も出ていない。そにあるのは、パチンコ屋。
川崎演芸場は、そのパチンコ屋に入って、パチンコをやっている人の背中の間を通って、奥まで行くと受付がある。

「だから、寄席へたどり着くまでに、パチンコ屋に持っていかれる」(笑)
他の場所でも何度となくしている噺なんでしょうが、私は初めて聴きました。やっぱり、こういう噺を聴くことができると嬉しもんです。

久しぶりに、こんな至近距離で聴いた小三治さんの「あくび指南」。

バカバカしい“あくびの稽古”をする二人の噺をする、
手が届きそうな距離の“人間国宝”。
何とも平和な時間を過ごさせていただきました。

過去の落語界の“人間国宝”の噺は、
生で聴けなかったですが、
“いま、生きる人間国宝”の噺を
今まで通り追っかけていきたいと思います。
まだまだ、
生で聴けていない噺があるのです。


ほなな
posted by たにぃも at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 小三治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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