2013年11月08日

《感想》“中村仲蔵”落語@市馬・志らく

2013年10月21日(月)
第四回 Mt.RAINIER落語会。

マウントレーニア落語会の第三回もいってました。
前回の第三回は、広瀬和生さんプロデュースによる、
お薦め白酒落語でした。

今回も広瀬さんプロデュースによる
“中村仲蔵”つながりの歌舞伎モノ落語で、
市場・志らく二人会

初代 中村仲蔵【ウィキより抜粋】
江戸時代中期の歌舞伎役者。
俳名は秀鶴、屋号は堺屋(のちに榮屋)。紋は中車紋・三つの人の紋。「名人仲蔵」とよばれた名優。
落語で現在も口演される人情噺『中村仲蔵』の主人公。
定九郎を今日の浪人風に演じたのは仲蔵の工夫によるものである。
落語『淀五郎』では主人公の淀五郎を励ます役で登場する。

実は、歌舞伎からみの噺はちょっと苦手な部類でした。
“七段目”“四段目(蔵丁稚)”。
このあたりは、軽めの噺なので寄席でもちょくちょく聴きます。
でも、元の物語、元の場面が分らない。だから面白さが半減。
“蛙茶番”など、素人芝居のものなら滑稽噺で笑えるので、歌舞伎のシーンが分らなくても、あまり気にならないんだけどね。

今回の中村仲蔵の出てくる噺は、
「中村仲蔵」(五段目)、「淀五郎」(四段目「判官切腹の場」)
「淀五郎」は正蔵(当代)さんで、
「中村仲蔵」は志の輔さんで聴いたことがあるぐらい。
今回も、ちょっと躊躇しましたが、
しっかり聴いてみたくもあり、参加してみました。

開口一番は、市馬さんのお弟子さん
市助さんの「金明竹」。

そして、立川志らくサン。
いきなり出てきて「中村仲蔵」ってのも、ちょっと助走が欲しい。と、志らくサン。
歌舞伎の噺で続くのも珍しいが、私(志らくサン)がやって、次に出る市馬さんが可哀想。
と、歌舞伎ネタなので、階級や襲名や血筋などの話が出ててくる。
歌舞伎の屋号、噺家は町名で呼ばれる。根岸の兄弟の話も・・・。

「中村仲蔵」
この噺は、だんだん好きになってきました。
私も、多少なりともクリエイティブな仕事をしているので、少々自分に近づけて考えてみたりして。
そして、落語にも通じるものがあるでしょうね。
仲蔵のアイデア、工夫に対して
立作者は
「客は馬鹿だから、分りやすくしないとダメなんだ!」
それに対して仲蔵は
「客が役者を育て、役者が客を育てる」と。

談志さんの話なども交え、志らくサンの落語に対する思いも込められている感じがします。
志らくサンは、以前、ご自身の会で「中村仲蔵」と「淀五郎」をやったことがあるようです。
それも聴いてみたい!

仲入り後は、
柳亭市馬さんの「淀五郎」
こちらでの中村仲蔵は、淀五郎にアドバイスをする立場。
おおらかな中村仲蔵、いいですね。

市馬さんは、「「忠臣蔵」でござる」なんかもやっていて、歌に芝居(コント?)に、落語も。
歌といっても三波春夫さんの浪曲(?)のようなものも得意。
歌舞伎を観るのも好きなようですね。

また、少し歌舞伎物の噺が好きになった気がします。


ほなな
posted by たにぃも at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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