2012年06月20日

《感想》たい平・白酒・喬太郎・一之輔@江戸川

2012年06月18日(月)
18時30分開演。
なのに、19時開演だと、思い込んでいた。
早めに出ようと、チケットを見てビックリ!!

スムーズにいけば、開演には何とか間に合う時間だけど
あまり行ったことが無い、江戸川区総合文化センター。
そうなると何か気が焦って、反対向きの電車に乗って、発射寸前に気づいて降りたり・・・。
で、何とか、前座の林家扇ちゃんの途中で入場。
5分ちょっとくらいの遅刻かな。


第109回 江戸川落語会 〜旬の若手特選会〜

座席は、14列10番。真ん中ブロックの左端。
遅れて席に着くのに、人に迷惑をかけずにすみました。

開口一番の林家扇ちゃんの「金明竹」。
オリジナルなのか、習った師匠がそうだったのか、“聞き間違い”の部分が、今まで聴いたことがあるものと違っていた。

そう言えば、真打になってから初めて聴く、春風亭一之輔さん。
高座に上がると盛大な拍手!
「最近は、女性の前座さんが増えました・・・」と扇ちゃんをイジる。
そして、自らの真打話。
「真打になったからって、すぐにどうなるってもんじゃないで、そんなに期待しないでください!」
「昨日まで『一之輔さん』『アニさん』って呼んでたのに、その日が来たら『師匠』って呼ぶんですから、
心から言ってないですよね。私がそうでしたから・・・」(笑)
「金の大黒」
一着しかない羽織が、とんでもない。
胴が袷で、袖が絽。裏は畳裏(ゴザ、あー、チクチクするぅ)。
羽織紐はスルメ(臭う。ボロボロになる)。
紋が、三つバラバラの寄せ集め(立川流、志ん朝、林家)。

柳家喬太郎さん
「今日は“旬の若手特選会”。私もまだ若手です。見かけで判断しないように・・・」
「若者の飲み会の話をしつつ、自分たちも呑みに行くと乱れることもある。
 そこは大人だから、ちゃんと対策がある。“たい平でーす”と叫ぶ・・・」
楽屋のほうに頭を下げる。
酒のマクラ、長めのマクラから「禁酒番屋」。
正月に「擬宝珠」、先週は「転失気」。古典が続いております。
ノーマルの流れでありながらも、喬太郎さんらしい雰囲気も。
最後は、小便を小便として番屋へもっていく。
それを飲む番人。
「キサマぁー! 000!」
(あれ? サゲが・・・)
緞帳が下がっていく向こうに、喬太郎さんの姿。
袖に向かう途中で、立ち止まり、首をかしげ、客席の方を見ている・・・。

仲入り後、
高座に上がった桃月庵白酒さん。
「まあ、忙しくて疲れているときが、誰しもありまして・・・」
「何かお気づきになりましたか?」(場内から笑い)
「だったら、話しますが・・・」と話す・・・。
「仲入りでツイッターをチェックしたら、まだ出ていない、まだ間に合いますよ・・・」
「だから、書かないでください・・・」
などなど・・・。
そこへ、私服に着替えた喬太郎さんが出てきて
「キサマぁー! 正直モノがぁー!!」
(そんな訳なので、はっきりとは書きません。でも、お察しいただけるのでは・・・。)

人間国宝の先代・小さんのエピソードも
「長短」をやってサゲに『気の長短でございます』言わなくてもいいいことを言おうと思ったがために
『気のチョウチャンでございます』とかんじゃった。
楽屋にも戻ってくるなり
「間違えちゃった!」と言ったとか。
「あの小さんでもそんな事があるんですから・・・」

お得意の「転宅」。
泥棒に入った家の残り物を食べている食いっぷりが、可笑しい。
見つかっても、そこから器を平らげ、飲み込んで、お酒で口をサッパリさせて、から泥棒になる。
あの風貌でされると、もう、可笑しい。
残っているお酒を飲もうとする時に
「まだ、残ってるぜ。小便じゃないよなぁ」と、
喬太郎さんの「禁酒番屋」をうけてのクスグリも可笑しい。

喬太郎さんが終わると、出て行くお客さんが数人。

林家たい平さんが高座に上がり、帰る人を見つけつつ
「帰る人にめげずに、進めたいと思います・・・」
風邪をひいて、しゃべっていたので、喉がガラガラになってしまったということで、
湯呑を用意、喉を潤いつつ話します。
「『笑点』という番組に出させてもたって、ホントにありがたい・・・」
視聴率が、1位「サッカー」 2位「AKB総選挙」 3位「笑点」
「何ですか、この並びは?」
最近、顔を覚えられてきた、からの“ゴルゴ松本”ネタ、など。

「ゲリラ豪雨」という言葉が、好きではない。日本には、雨をあらわす多くの言葉がある。
ある時、そのゲリラ豪雨で、雨宿りをしていると、近くに若者がいて
「『飛ぶ鳥も落とす勢い』だなって・・・」
「それは使い方が違うだろう、って思いつつも、『確かに飛ぶ鳥も落ちるなぁ』とも思った」
「私たちは、ある知識に当てはめて考えているけれども、彼は感じるままに表現しているんです」
「これ以来、ゲリラ豪雨にあうと『飛ぶ鳥も落とす勢い』だなって、言葉が思い出される・・・」

演目は「長短」。
いつもそうなのか、声が出ないのを補おうとしているのか、表情や動きが大げさな感じ。
たっぷり、表情豊かに演じる「長短」。
長さんが、塩辛を持っているというのは、初めて聴いた。

サゲは「気の“チョウチャン”でございます」
わざとらしく、首をかしげる、たい平さんでした。
(白酒さんのマクラを聴いて、「長短」に決めたのかな?)
20時59分の終演。

一之輔さん、喬太郎さん、白酒さん、そして、たい平さん。
それぞれ個性的で、サービス精神が旺盛、連携プレーもあり、楽しい落語会でした。


ほなな
posted by たにぃも at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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