2012年02月20日(月)
落語芸術協会の平日寄席。新宿の末広亭には、行ったことがあるが、池袋は初めて!
池袋演芸場 中席(後半)
(芸協は、十日間を半分に分けて、前半と後半でメンバーが違う。全く変わってしまうわけではないが、要所要所が違っている)
入場したのは、15時過ぎ。
本当は、仲入りに入ろうと思っていたのだけど、ちょっと遅れてしまった。
すでに、瀧川鯉昇さんの出囃子“鯉”が始まってしまった。
真ん中に行こうと思ったけど、ちょっとタイミングを外してしまったので、一番前の入り口に近いところに座る。
案外入っている。
半分前後。
瀧川鯉昇さんは「鰻屋」
これは、正面で聴きたかったなぁ。
いまだに、鯉昇さんを寄席のトリで聴いたことが無い。
続いて、
俗曲師・檜山うめ吉さん!
桃色一色の着物!!
横顔を見つめてました!!!
もうちょっと、曲、唄の知識をつけないとね。
昼のトリは、
三遊亭笑遊さん「くしゃみ講釈」
これは、もしかして権太楼さんに習ったのだろうか? それとも影響を受けているだけだろうか? 何となく似ていると感じるところがある。
16時15分頃、昼の部終演。
目的は、達成したのだが、これで帰るのはあまりにも・・・。
で、残った。
すると、9人。
前座さんがやっているときに一人来て、10人になった!
これが、噂に聞く状況だな。
(逆に楽しくなってきた!)
座席を変わって、F列5番(多分)。後ろから二列目の左ブロックの真ん中。このブロックの横には誰もいない。
前座:瀧川鯉和さん。名前からすると鯉昇さんの弟子だな。
「饅頭怖い」
前座にしてはシッカリしているし、他で聴いたことの無いオリジナル? クスグリが入っている。
(シッカリしていると思ったら、大卒、新聞社から弟子入り。オーバー30。)
開演時間になって、柳亭小痴楽さん。
MXテレビの『東京スカイ座一朝一席』で観たことがある。
イケメンですね! 髪型も今っぽくクシャクシャしている。
「道灌」
北見翼(奇術)
和風なマジック。
人数が少ないと、どう反応していいか困ってしまう。
桂枝太郎さん。
ほとんど新作しか聞いたことが無い気がする(TV「お茶の間浅草寄席」など)。
あまり、面白いと感じたことが無かったが
今回の「不動坊」、ちょっとよかった。
古典だけど、独特のクスグリが、新作をやる人だなって感じで、可笑しかった。
春風亭柳好さん。
BS『笑点』セレクションでしか見たことが無い、落語は初めて。
「時そば」
素で話しているとき(番組の時)より、シッカリした感じがした。
落語の方が普通に聴ける感じ。
紙工芸、紙切りの林家花さん。
この方は、『浅草お茶の間寄席』で見たことがある。
まずは、小手試し? 自らまず一つ切りだす。
(ちょっと、この方の客との絡みが好きではない)
10人中女性が三人。
小手試しを一人の女性がもらい、
後二人は、リクエストをした、それをもらって帰る。
(私としては、次にリクエストを募っても、誰もリクエストしないのではないかと思い、気をまわして考えてみる・・・)
すると、場の空気を察してか、落語協会会長・桂歌丸師匠を漫画チックに切る。
「欲しい方は?」の問いかけに、誰ももらいに行かない。
そして、「似顔を切ってほしい人?」の問いかけに誰も名乗りで無い・・・。
結果、私が選ばれてしまった。
続いて、三笑亭茶楽さん。
この人も『浅草お茶の間寄席』で見たことがあるが、見た感じも陽気そうで、好感が持てる。
「明烏」
仲とり、三遊亭遊三さん。小遊三さんの師匠。
ちょっと風邪気味で鼻が垂れてくるのが気になるよう。
マクラを話していて、おそらく、そろそろ本題に入ろうとしたころに
人が、ぞろぞろと入ってきた。5、6人?
先頭の男女は、法事の帰りの様な黒っぽい服装、しかも大きめの紙袋。
あとの人たちも似たような感じでぞろぞろと入ってくる。
思わず、遊三さんも噺を止めて
「慌てなくていいですよ、落ち着きましたか?」
袖の楽屋に向かった「お客さん増えましたよ!」と声をかける。
やはり、迷惑そう!!
「えぇ、何だったかな」とか言いながら、何とか取り戻し
「子ほめ」
19時前(仲入り)
この後は、桂歌春さん(ラクドル・田代沙織さんのお父さん)くらいは、聴いてもイイかと思ったが、それよりも早く帰りたい気分。
お客さんも増えたし、一人減っても大丈夫!
ってこって、退場。
ほなな
2012年02月25日
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