2012年01月21日

《感想》寄席は20日まで正月気分!小三治@池袋

池袋演芸場
2012年正月二之席
昼の部・主任 柳家小三治

寒いなか並びました。
その辺の模様(イビキ、寝言男、貧血?男など)は、1月17日の《チョイ出シ》の方で書いています。

2012年01月16日(月)
平日の月曜日。何年か前なら、成人式の振り替え休みなんだけど。
並んで、何とかD列13番に席をとりました。

開演は、12時30分だけど、
時間前に開口一番、前座の三遊亭しあわせサンの「子ほめ」。

小三治さん目当ての平日の客は、重いんです。
笑わない、男性が多い。
(日曜など、休日の客は折角だからとむやみに笑いすぎるくらいだけど・・・。)
私も客の一人なんだけど、この雰囲気は何か気を使って「率先して拍手くらいはしてあげよう」何て気がしてしまいます。


柳家ろべえサン「鈴ヶ森」。
喜多八さんの弟子。“やじろべえ”の半人前で“ろべえ”。「お客さんがヤジを飛ばしてくれたら一人前“やじ”“ろべえ”・・・。」と、いつもの自己紹介。
喜多八さんの「鈴ヶ森」も聴いたことがある。
はやり師匠の影がチラホラ見え隠れする。

次は小三治さんの直弟子。ダルマさんの様な風貌
柳家一琴さん。
「アジアそば」(作:三遊亭白鳥)
この噺は、聴いたことが無かった。一琴さんは古典しか聴いたことが無かったので何だろうと思っていたら白鳥さん(当時:新潟)のつくった噺。
どおりで、怪しげな外国人が出てくる(笑)。

「ルピーでサゲだなんて、小三治の弟子とは思えない!」と、またもや小三治さんの直弟子
柳家福治さんの「堀の内」。
今回ちょっと失敗でしたね。
昨年の鈴本の時は、突き抜けていて面白かった。

ロケット団の漫才。
基本フォーマットは、いつも同じだけど、新しいニュースネタをほりこんできます。
旅行が行きたいで、逃走経路をたどり、刑務所脱獄ルートをたどる。
例の“北の国”も健在。

柳亭小燕枝さん「権助提灯」。
小燕枝さんの噺は、初め眠くてあまり好きじゃなかった。
でも、最近だんだん好きになってきた。

柳家さん八さん「小言念仏」。
小三治さんの前で?「小言念仏」?。
今、調べたら「談志さんに入門して、首になって、五代目小さんに入門」だって。
小三治さんとまた違う(当たり前でしょうが)面白さ。
でも、ちょっと小三治さんのリズムに慣れているので、ちょっと違和感を感じてしまう。

川柳川柳さん「ガーコン」。
「何か、笑わないんだってぇ!」
川柳さんが、小三治さんの前に出ると、いつもこんなことを言う。
でも、実際そうなんだよね。
いつもの「ガーコン」のガーコンに入る前に、お客さんにトラブル発生!
(3.11のときもココにいたそうです)
何にしても、サゲまで行って終了。

そんな後ですが、
三遊亭小円歌さんが明るく持ち直す
“トキ”三味線漫談。懐かしの出囃子。マイクを通さず聴く三味線の音はイイですね。

柳家小里んサン「手紙無筆」。

柳家喬太郎さん「擬宝珠」。
「・・・女じゃないの? じゃあ『崇徳院』じゃないんだ。みかんが食べたい?・・・」
「今日の客は、この辺だな・・・」
落語を知らないと分らないクスグリで、客層をチェック!
「擬宝珠」が、生で聴けたのは嬉しい!
このマニアックな噺。おそらく喬太郎さんしかやっていない、という意味でもマニアックだけど、噺の中の登場人物もマニアックな趣味!
「“擬宝珠”が、舐めたい」から寝込んでいる若旦那の噺。

林家正蔵さん「四段目」。
これは得意ネタ、よく聴きます。

アサダ二世さん、ほとんど手品をしなかった気がするが手品師。
今日は、江戸っ子ばかりが続いている。こんなことは珍しい。
と、言っていたので調べてみたら、東京出身の方は、小燕枝、さん八、小里ん、喬太郎、正蔵、(文楽、小燕治、小三治)でした。

桂文楽さん「六尺棒」。
談志さんが、現存で“江戸の風”を感じる落語家のひとりに上げていた。私は、今回で二回目くらいだろうか。
「六尺棒」は、談志さんが若いころ得意にしていたと、小遊三さんのエピソードで聴いたことがある。

仲入りとなれば、お目当てまではあと少し。

柳家三三さん「加賀の千代」
「朝顔に釣瓶とられてもらい水」・・・。三三さんの甚兵衛さんシリーズ?
しっかり者のおかみさんに、天然ボケの甚兵衛さん。
そして、甚兵衛さんのことがすきな大家さん。
「鮑のし」も似たようなパターンで、大家さんは、炸裂するボケの甚兵衛さんが好き!

柳亭市馬さん「山号寺号」。
イイ声で「喬太郎サン、肥満児」とやりました。
歌も一節披露!!

柳家小袁治さん「犬の目」。
さん橋さんじゃないのは残念だけど、小袁治さんのこの噺は正月って感じがする。
私だけかな?
私の斜め前の女性のリアクションが可笑しかった!

四代目江戸家猫八&江戸家子猫
お馴染の動物ものまね。これも、正月って感じがする!!


待ってました!

柳家小三治さん(16:04〜)
「いやぁ疲れますねぇ。まぁ、寝不足なんですけどねぇ。歳をとったらあまり寝なくてもいいと言いますが、あれは、一日ぼーっとしている人の話で、私みたいに働いていたら寝ないと眠い・・・」
「で、何で寝不足かというと、アメリカンフットボールを録画したまま忘れていたのを見つけた・・・」
小三治さんがアメリカンフットボールを好きだとは知らなかった。
とは言っても、アメリカンフットボールを好きというより、サンフランシスコ・フォーティーナイナーズが好きらしい。
それは、アメリカに留学したときに、アメリカでスポーツと言えばベースボールかと思っていたがスーパーボールに熱狂していた。そこで、49ersが好きになった。留学していた学校の近くにショップがあって、毎日のように通って、何か買って帰った。
すると、何か物好きなおじさん(小三治さん)に店の人が声を声をかけてきた。それに対して「アイアム49ers」と答えた。当時、小三治さんは49歳だった。
よく考えると「私はフォーティナイナーズだ!」って、ちょっとオカシな人だって気がついて、それいらいあの店には行っていません。
「ヘルメットも買って、日本でバイクに乗るときにかぶったけど、あれはダメだね。」
凄い!
で、長くなるので説明すると、ジョー・モンタナという凄い選手がいなくなってから、調子の悪かった49ersが、調子が良くてスーパーボールに近づいているということを知って、録画しておいた。
それを忘れていたのを見つけて、見てしまったので、寝たのが朝の7時。

こんな不摂生なおじいさんって!

正月版の新聞に学生時代の友達についての記事が載った。
というところから、友達というのは似た者同士とは限らない・・・。
と、「長短」。
鈴本の十日間のうち一日。そして、池袋でも十日間のうちで一日。末広亭もいれると、初席、二之席のべ21日で二回しかやっていない「長短」に、二回当たるなんて、何てめぐり合わせ!

鈴本よりも近くで、
長さんのニッコリ、饅頭の半分をゆっくり食べるところが見られた。
短七さんの煙草を吸って、はたいて、見栄を切る!ポーズ!!
16時41分終演。

このあと、休憩を挟んで、末広亭に追っかけて立ち見。
とかも、考えたけど、今日の「長短」を聴いたらもう満足!
池袋に残るのもこともぜずに、帰りました。


ほなな
posted by たにぃも at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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