2012年01月17日

《チョイ出シ》二之席昼6日目@池袋の密室の出来事

JR池袋駅、北口を出て、すぐの所にあるのだが、人知れず地下の密室で行われる集会。
そこには、
ときおり行列ができるのであった!

2012年1月16日月曜日
午前11時10分頃到着。

完全に出遅れたと思ったが、以外に列は短かった。それは、すでに、二重の列になっていたのであった。
だいたい50人位だろう。十分イケる!
(座席は92席プラスパイプ椅子)

私はここへ来る前、池袋駅を出てコンビニに寄り“チキンの巻寿司”と“エビせんべい”、そして、ホットの小さいペットボトルの“コーヒー”と“柚子ちみつ飲料”を買った。それを上着の左右のポケットに入れて、寒空に耐えつつ列に並んでいた。


2012年
池袋演芸場 正月二之席 昼の部
主任・柳家小三治

それは、静かな始まりだった。
開演時間前・開口一番。
前座さんが袖から出てきて、座布団に座ろうとすると、パラパラとした拍手。
元気に話しだした。
“しあわせ”サン。「子ほめ」
何と重い客席。休日のように、出てくれば何でも楽しむという感じではない。
お目当てまで・・・。


開演して間もなく、“立ち見”が出はじめる。

福治さんの「堀の内」あたりか、小燕枝さんの「権助提灯」のころだろうか、後ろの方から落語家さんの噺に反応するような? 声が聞こえる。
イビキ? 寝言? だんだん周りの人も、後ろから聞こえる声が気になってきている。
「ある男性は、起こせ!」というような声も。
(私は声の方向へ視線を向けていないので、どんな男性かは確認していない)
林家なな子さんが高座返しに出てきたときに、
「イビキがうるさんから、何とかしてよ!」といった声がしたが、それに対する対処は何もなし。
ちょっとおさまったのかと思ったら、さん八サンの「小言念仏」にも反応して? 声がする。
完全に寝言!!


そこうしているうちに、川柳川柳さんが高座に上がる。
「何か、笑わないんだって・・・」
(小三治さんの芝居に出る川柳さんは、だいたいこういった発言をする。実際、そうなんだけど・・・。)
いつもの戦中の唄が続く、そして終戦。
ジャズがラジオから流れる・・・。
すると、後ろの方でガタンドタンという音と共の「キャー」っという女性の声。
「どうしたの?」という表情の川柳さん。
前座のなな子さんが、高座に出てきて「大丈夫ですか?」
立ち見の人が倒れたみたい。
「前座さーん!」と叫びながら袖へ入っていく
柳亭市也さんが出てくる。
「大丈夫ですか?」の声に対して
「大丈夫じゃねぇよ!」と、男性の声。
(これはもしや? 全く見えていないが、額から血を流していたりするのだろうか?)
男性は続ける。
「大丈夫じゃなくても、みんな大丈夫って言うんだ!」
市也さんが袖に戻り、外から回って、会場の入口から現場へ駆けつける!
市也さんがキョロキョロして、戻っていった。
(市也さんが入ってくる時にスレ違いに出ていった男性が、倒れた人らしい)
結局、何だったんだ?

川柳さんはおもむろに
「3月11日、私がここで高座にあたってたんです・・・不幸を呼ぶ男?」
川柳川柳さん「とりあえず、サゲまでいって、帰ります」と「ガーコン」をやり終えた。

次に出てきた三遊亭小円歌さん。
「とりあえず、深呼吸して落ち着けましょう。」と、対応。


何だかんだで、仲入りまできた。
仲入り後、三三さん、市馬さんと続き、
小袁治さんのマクラ
「うぐいすとかけて、葬儀ととく、そのココロは、泣き泣き(鳴き鳴き)埋めに(梅に)行く」
(これは、談志さんが作ったんじゃないの?)何て思っていると・・・
(ホー、ホケキョ)
(あれ? 気のせいか? 幻聴か?)
(ケキョ、ケキョ・・)
しばらくして、幻聴は消えた。
「犬の目」

次は、
四代目・江戸家猫八さんと二代目・子猫さん。
(さっきのウグイスは、もしかして猫八さんの効果音?・・・。なんて思ったりして・・・)

遂に、小三治さんが高座に上がり、マクラの最中にちょっと言葉に間が空いたところに
(ホー、ホケキョ・・・)
「あれっ、ウグイスが鳴いてる?」と、小三治さん。
その一言だけで、あとは気にせず噺を続けた。

おそらく、あの“ウグイス”は、携帯電話の着信音だったと思うんだけど・・・。


ほなな
posted by たにぃも at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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