2012年01月13日

《感想》正月初席・小三治・9日目@鈴本演芸場

2012年01月09日(月・祝)
成人の日。

ぴあでの電話予約では取れず、鈴本演芸場まで足を運んでチケットを手に入れました。
座席は、ぬ列18番。そんなに悪くはなかったですね。

平成24年正月初席
「吉例落語協会初顔見世特別公演」
新春爆笑特別興行

第三部、主任・柳家小三治さんの九日目。
今年は“笑い初め”ではなく“寄席初め”ということになりました。

上野の鈴本演芸場。開演は17時30分。
17時開場かと思って行ったら、17時10分でした。ちょっと待たされました。
特別興行なので、時間前の前座はなし。

正月興行ってことで、一発目は景気づけに元気なお兄さん!
曲独楽の三増紋之助さん。
風車は“辰”バージョン。

古今亭志ん橋さん
馬鹿のマクラから「からぬけ」。

昭和 のいる・こいるサンの漫才。
いつ見ても、いい加減でイイですね。

橘家圓蔵さん、酔ったらってたんじゃないの?
「無精床」

伊藤夢葉さんのマジック。
だけど、趣味のムチの音で邪鬼を祓います!

桂藤兵衛さん「時そば」。
お馴染みのお噺。

柳家三三さん。
前座の高齢化、高学歴化のマクラ。
三三さんは、中卒で入門しようとして断られ、高卒で入門。高学歴は、師匠に怒られても口答えをする。
「釜泥」
あまり聴かない噺。まえも三三さんで聴いたのかな?

柳家紫文さん、三味線で音曲。
お馴染み「長谷川平蔵シリーズ」。

仲トリは、柳家さん喬さん。
「初天神」
オーソドックスですが、おかしいですね。正月って感じ。まあ、この噺は正月でなくてもよくやってますけどけ。

お仲入りは、正月恒例
太神楽社中の壽獅子!

入船亭扇辰さん「紋三郎稲荷」
この噺は、扇辰さんでしか聴いたことがない噺。

柳家権太楼さん。
正月は忙しい。小三治さんも浅草とかけもちで、疲れている。小三治さん、浅草で「小言念仏」やりながら、ホントに寝ちゃった!って。
「ジャンバラヤ」が聴けるかとおもったら違った!
「つる」
平成の爆笑王は、「つる」でもパワフルです。

入船亭扇遊さん「権助芝居」。
こういった軽めの噺もいいですね。

林家 正楽の紙切り。
小手調べは、羽根突き。そして、龍。
小学生くらいの女の子が富士山。これは得意ですからと、最初は富士山のシルエットだけ、そこからもう一段手を入れて、富士山のお正月バージョン(富士山と凧揚げをしている子どもたち)。
「目出度い羊」の声に、もう一度聴きかえす。分りましたと出来たのは、初日の出を拝んでいる子どもの横に羊も前足を上げて拝んでいるもの・・・。
19:59。何とピッタリの時間に終了。

柳家小三治さんの出番です!
出囃子の「二上がり鞨鼓」が鳴りだして、繰り返され・・・、あれれ? なかなか出てこない。
まあ、小三治さんの場合出てくるのが遅いこともあるので、気にしていなかったけど、それにしても遅すぎる・・・。
出囃子が何度も繰り返され、やっと出てきた、小三治さん。

「お待たせしまして、すいませんでした。理由は言いません。・・・」

「えぇー、ある時、池袋演芸場のトリで出ていた時なんですがぁ、ちょっとお腹の調子が悪くて、マクラ、マクラっても、噺に入る前のマクラの時に、どうしようもなくなって『ちょっと、すいません』って言って引っ込んじゃった。
 その頃は、お客さんが10人くらいしかいなかった。何の理由も言わないで行ったから、待っているお客さんも何の事だか分らない。戻ってくるのかどうかも分らない。
 ところが、戻ってきたら3人くらい増えていたんですね。そのお客さんの気持ちは、どんなだったでしょうか。中に入ると、お客さんはいるでも、高座には誰もいない、座布団と脱いだまんまの羽織があるだけ・・・。「やってんの?」「どうなってんの」何て思いながら席に着く。
 他のお客さんも何がどうなっているのか分らないまんま座って待っている。・・・」
「まあ、私の感覚では10分、15分とすごく長く感じたんですが、実際は、5分かそこらだったんじゃないでしょうか・・・」
というわけで、理由はそういうことの様です。

「大間のマグロが、初競りで過去最高の値段で競り落とされた。5649万円。それが、ここを出て、右へちょっと行ったところのチェーン店が、落札した。・・・
 私は行ったことが無いんですが、聞いてみたら、「まあ、回転ずしよりかはちょっとイイくらい」だそうで、そんなところが一貫で万の桁するものを通常の値段で出した。・・・店の前を通ると分りますが、そのことが売り文句として書いてある。品物はもうすっかり無くなってるんですが、それでも入ってみようか何て気持ちにさせるんでしょうかね。まあ、よかったら行ってください、“すしざんまい”。あっ! 言っちゃった!」

十人よれば気は十色・・・
「長短」
小三治さんの「長短」を生で聴くのは初めてのような気がする。
長さんの笑顔がイイですね。
短七の短気さもイイ。

私の友達でも、別の知り合いからすると、その二人が友達だというのが不思議ということは、本当にありますね。

20時33分の終演。
今年もまた、一年が始まりました。寄席の正月はまだ終わらない・・・。


ほなな
posted by たにぃも at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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