2012年01月08日

《感想》若武者はしる! 一之輔、菊六& D-BOYS

2012年1月3日

お昼頃の銀座は人も少なく、開いている店も少なかった。
ちょっと、腹ごしらえをしようと思ったのだけど、時間が迫り、入場後にパンとコーヒーで済ます。
会場は博品館劇場なので、下はトイパーク、おもちゃ屋さんはにぎやかです。そこに集まる年配者たち・・・。

rakugoオルタナティブvol.11
「若武者はしる」
初めて来る落語会。“ぴあ”主催。
トークの司会? 仕切り? は“ぴあ”の人で、グダグダでした。

今年、真打になる二人という意味だと思っていたら、噺も“侍が出てくるもの”となっていたそうです。それぞれのネタ出しが、それですね。
“箱根駅伝”と“はしる”もかかってるのかな。考え過ぎ?

昼の部、開演は13時00分。
座席は、C列21番。
前から3列目、左ブロックの一番内側、通路側の席。


一之輔さんは、何だかんだとよく聴いているが、菊六さんは、まったく聴いたことが無いかもしれない。(と思い、検索をかけて調べてみたら、何もひっかからなかった!)
真打昇進と知るまで、まったく知らない存在でした。

最後のトークでは、一之輔さんが“お坊さん”じゃないですから、何て言っていました。
細身で、丸坊主(五厘刈りくらい?)。でも、トークでは何だかふわふわしていて、着地が見えない。


そんな、古今亭菊六さん。
一席目は「高砂や」。
現代的なクスグリも少し入れつつも、キッチリした高座。


続いて、和田正人さん。
“D−BOYS”というのは聞いたことがある。城田優なんかもいたのよね、ってくらい。
初めて見ましたね。
出てくると、やはりこの人のファンもいるようで、ところどころで若い女の子が喜んでいる。
「棒鱈」
何で「棒鱈」なんやろう? って思いましたが、土佐の出身らしくて“田舎侍”が出てくるので、やりやすいということになったのかな。
箱根マラソンの話から、マラソンを現地で見るのが好き、マラソンをやっていたそうで、実際に箱根マラソンにも出たといったマクラから、噺へ。

まあ、役者さんなのでそれなりにこなしていた感じですが、一部の女性には新鮮で笑えたのでしょうが、やはりアウェーな感じでしたね。
「途中で心が折れそうになりましたが、何とか完走しました!」(本人談)

「棒鱈」を聴きながら、これは菊之丞さんから習ったのかな? って感じがしました。


春風亭一之輔さん
「何だか、お代官様に襲われた若い女性みたいに着物がはだけちゃって、どうしたんでしうね」
と、“ディボーイ”のフォロー?
こういうタレントさんが出ると、アウェーな感じになることがあるが、大丈夫そうですね。タレントさんんは、あんな髪型でかっこよくてイイですね。噺家はだいたいこんな感じ。
(一之輔さんも、坊主ですね)
夜の部も「棒鱈」ということになっていますが、違うのをやるかもしれませんよ! 夜の部は少し余っているので、続けてみた方がいいですよ! みないと違うかどうか分りませんから・・・。
と、しばし“ディーボーイ”からのマクラで笑わす。

まずは、ネタ出しの「三方一両損」
この噺は、何だかわけがわからない噺です。
江戸っ子の粋? まあ、それを皮肉った感じにはなるのでしょうが、ま、確かに現代では、その心意気が意味分からない、とは言えますね(笑)。

お金を拾う。本人に届けると「要らない」という。そのやり取りで喧嘩になる。そこに来た大家さんのおかげで、とりあえずおさまるが、今度は拾った男の大家が「おさまらない」と奉行所に訴え出る。
大岡越前のお裁きの一席。

一之輔さんの面構え、目つきは、喧嘩っぱやい男も似合います。そして、啖呵が似合う声。
喧嘩を仕掛けられた男の啖呵をほめつつ、自分の所の大家に本音をぶつけるとぼけた男もいいんです!


仲入り後は、一之輔さんから。お楽しみのもう一席は「初天神」。
「あたい、おとっつぁんのこと好きだよ!」という金坊に
「俺は、それほどでもねぇよ・・・」と返す父。
金坊のこまっしゃくれ度は、半端じゃない!
「坊っちゃん! グッジョブ!」と、団子屋さんも思わず言ってしまう。
一之輔さんのハイパーな「初天神」!!


古今亭菊六さんの二席目は、ネタ出しされていた「夢金」。
笑いの少ない噺ですが、こういうのあいますね。
菊六さんは、あまりインパクトが強い方の噺家さんでは無いので、ちょっとじっくりいろいろと聴いたみたいですね。


座談(立ちトーク)
見たことのないおじさん(ぴあの人)が出てきて、演者を紹介し呼び込む。

舞台上手から、(ぴあの人)、
和田正人(D-BOYS)さん、
古今亭菊六さん、
春風亭一之輔さん。

ぴあの人の仕切りが下手で、グダグダな進行。
ディボーイズの人は、やっぱり菊之丞さんから教わったそうです。

グダグダながらも、一之輔さん、菊六さんのタメっぽいやりとりが可笑しい。
菊六さんは、ええとこのお坊ちゃんで、自由が丘に住んでいて、海老蔵と友達とか・・・。

(思い出しました。ポッドキャストの「元気一番!」で、修業時代の話を聴きました。2009年のですが、まだダウンロードできます。だから、落語はやっぱり聴いていない。一之輔さんのも、ぽっぽ改メぴっかり他、もあるよ!)

ひと先ずは春に
春風亭一之輔さんの真打披露興行。
三月下席・鈴本演芸場から、新宿末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、国立演芸場と、50日間。
詳しくは、HPへ
http://www.ichinosuke-en.com/

古今亭菊六さんは、秋に真打昇進予定。

新真打(予定)のお二人の落語を二席ずつ(+一席)で、
15時45分頃に終演。


ほなな
posted by たにぃも at 17:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは☆
なぜか毎回、途中で送信されてしまって…すみません。

菊六サン、確か海老蔵サンとは、いとこだった気がします。
ちょっとした表情が、時々似てたりします。

何を演ってもわりとハマりますが、「転宅」のお菊や「心眼」の梅喜の奥さんなど、女性の佇まいが好印象かも、です。

Posted by いちこ at 2012年03月09日 23:38
≫いちこサマ

そういえば、菊六さん、
普段は顔の力が抜けている感じですが、力を入れてキリリとすれば、海老蔵さんに似てくる感じがしますね。

一之輔さんの真打昇進披露興行が始まりましたが、行く予定がたっていません。
小三治会長もどこかで、出たり、出なかったり。
番組表には、入れていないようなので、行ってみてのお楽しみ! だそうです。
Posted by たにぃも at 2012年03月21日 12:31
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