2011年09月16日

《感想》白酒「井戸の茶碗」@鈴本演芸場

9月中席は、
あっちもこっちも行きたい芝居がある。

鈴本演芸場の昼トリ・柳家喬太郎さん
同 夜トリ・桃月庵白酒さん
(鈴本演芸場は、入れ替え制なので、昼夜通しは難しい)

そして、
池袋演芸場の昼トリ・三遊亭白鳥(三題噺)


まず、最初に、上野・鈴本演芸場
九月中席(初日)・夜の部
2011年09月11日(日)
市馬さん、扇辰さんが休演なのは残念。
(はん治さん、歌奴さん、かぁ)

開場時間を少し過ぎたころに到着。
チケット売り場にはだれも並んでいない。
私は、桃月庵白酒さんHPからプリンアウトした割引券を出して、割引入場。

座席は、ほ(5)列目6番。真ん中ブロックの一番左端を確保。
日曜の夜、しかも、この前の昼席では喬太郎さんがトリ。
日頃、寄席などに来ない人は、時間的にも出演者的にも昼の部を選ぶ人が多いのかな?
何て考えながら(私は単に遅く出たかったというのもある)、案外すいているなぁ、と思った。
開演事典では、4割ほどの入りだろうか。

開演時間前の開口一番
三遊亭多ぼう「牛ほめ」
いつ聴いても、おっとり、ほんわかしている。これはこれで可笑しい。


開演!

古今亭志ん公さん「千早ふる」
午後から出てきているのだが、やや寝不足気味で・・・。
と、いうことにしておこう。
ほとんど覚えていない。

翁家和楽社中(太神楽曲芸)
若いお兄ちゃん(和助)が、茶瓶の芸に挑戦。ちょっとドキドキ!

蜃気楼龍玉さんで「ぞろぞろ」
出だしが、私が知っているのとは違ったので何だろうと思った。そして、龍玉さんらしく? ちょっとオカルトチックに聞こえる。
龍玉さんのやる演目の中では、ほのぼのした印象ではありますが。

柳家はん治さん(代演)
「ぼやき酒屋」。
「ぼやき居酒屋」と思ってしまうのですが、「ぼやき酒屋」が正しいのかな。
今度、文枝を襲名する三枝さんの影がチラホラ。

ぺぺ桜井さん(ギター漫談)(代演)
何でしょうね、この人は。ネタはいつもほぼ同じですが、可笑しなひとです。

三遊亭歌奴さん(代演)
「初天神」代演で、ちょっと残念。


春風亭百栄(ももえ)ちゃん、“まことちゃんカット”!
「誘拐家族」
誘拐犯の介入によって、家族の会話というか、思いをお互いに伝えられる噺。
何だかゆる〜い落語家さんによる、ゆる〜い誘拐犯は、可笑しいです。

仲入り。
こんな日に、アルコールが入るとダメになってしまいそうなので、冷たい紅茶でスッキリ!
(鈴本演芸場には、ビール等の販売機があります。飲酒OKなのです)

大空 遊平・かほり(漫才)
奥さんのかほりさんが、一定の早口でまくしたてるのが心地よく眠りを誘う。
ホンキートンク、ロケット団くらいの刺激がほしい。

宝井 琴調さん(講談)
続いて講談という攻撃は厳しい!
何をやっていたか覚えていない。後ろで髪をまとめた男性とだけ覚えています。

アサダ二世(奇術)
「アジャラカモクレン・・・アサダ二世は手を抜いた」と
権太楼師匠のCD「死神」のなかで呪文として残っている。それくらい寄席などでは定番の奇術師。
ムチが趣味の伊藤夢葉(伊藤一葉さんの弟子)の代演。
寄席には、何だか好い加減で可笑しな奇術師がいるんです。


桃月庵白酒さん
マクラでアサダ二世さんの話をしていたら、袖から顔をだすご本人。

白酒さんでの「井戸の茶碗」は、おそらく初めて。
正直なのはいいことですが、何事も過ぎるというのはよくありません。
千代田卜斎と高木佐久左衛門の間で、右往左往する正直者の屑屋・清兵衛が可笑しな噺。
千代田のところに茶碗を届けるときに娘も同行する、といったパターンは初めて聴いた。
最後に嫁にもらう話になったときに、実はお互い一目ぼれであったというおまけ付き。
家をも見ず嫁にもらうという、時代を感じさせるものもいいが、こういうのもイイですね。
「ダメならいいんですよっ!」
「ダメとは言っておらん・・・」
ここぞとばかりに、強気に出る清兵衛が可笑しい。
20時46分終了。

主任のときには、普段寄席では聴けない長い噺が聴けるのが嬉しい。
うんーっ! この週末はどうしよう。どこへ行こう!


ほなな
posted by たにぃも at 19:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは☆

権太楼サンの「死神」はCDでは聞いたことがないのですが、“アサダ二世”バージョンのその呪文に、是非出会いたいっ!!
志らくサンの「死神」の呪文は時事ネタや落語家ネタを盛り込み、めちゃめちゃ笑えますょ♪

和助サン、好きなんですよ〜☆
寄席の鹿芝居や住吉踊りなど太神楽以外で見ても、芸達者というか器用だなぁと思います☆☆
土瓶も凄い!!
権太楼サンの会では、ピンで何度か。
MCも面白いです☆☆

Posted by いちこ at 2011年10月08日 17:46
≫いちこサマ

こんにちは!

そのCDは
「柳家権太楼名演集7 青菜・死神」
(ポニーキャニオン)
です。
「死神」は、演者によって、サゲもいくつかありますし、呪文の所でも、
人それぞれ、その時々で違いがでてきますね。
志らくサンのも聴いてみたい!

和助さん、話すと面白いんですね。
寄席だと、ほとんどは無しませんからね。
私は「土瓶の曲」を今年初めて見たんですが、ずっと練習していたでしょうね。
それまでは「土瓶」と言えば、仙三郎サンでした。
和助サン、太神楽以外でも見てみたいです。
Posted by たにぃも at 2011年10月09日 13:13
こんにちは☆

志らくサンの「死神」はサゲでも笑わせてくれます♪
今年の演劇らくごが元々「死神」だったのを地震・原発事故の影響で変更した事を考えると、次回またはその先にでも、もしかしたらやるかもしれませんよね。

和助サンの土瓶の曲芸は、結構前からやっていたと思います。
二年前の年末の末広亭(さん喬権太楼)でも、レパートリーのひとつだったように記憶しています。

今月の中席の浅草では、昼は仙三郎サン、夜は和助サンの土瓶、という日もありました☆

Posted by いちこ at 2011年10月19日 16:53
≫いちこサマ

志らくサンの「死神」聴きたい、「演劇らくご」観たいですね。

池袋での昼・夜では、土瓶どころか、太神楽二回はないですね。というか、池袋で太神楽があまりない気がする。土瓶とか五段茶碗ならいいけど、ジャグリング系はちょっと狭い?
客層によるのかもしれませんね。

一時、ひとりの小雪さんによくあった気がします。
Posted by たにぃも at 2011年10月22日 02:57
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