2011年6月13日(月)
立川こはるさん
初日はいつも、こはるさん。飛び入りゲスト鶴瓶さんが来たとき意外は・・・。
ではありあませんでした、「7」では春太さんでした。
「粗忽の釘」
前座さんがこの噺をするの初めて聴くかな。
こはるさんが出てきたとき、隣に座っていた女性が
「かわいいっ!」って、言っていました。
が、案外低い声に、そんなリアクションは消えました?
こはるさん、しっかりしていますね。十分、楽しませてくれます。
立川談春さん。
この日は、あまり前置きが長くない感じ。
ネタおろしへのプレッシャーが無いのか、噺に入るまでの助走が短め?
「へっつい幽霊」
家元のCD、志の輔さんのCDは聴いています。
前半、へっついを買って、慌てて返しに来るところまでは、談春にはまっていない印象がありますが
熊さんが登場してからは、グイグイ来ますね。
徳さんもいいし、博打好きの幽霊がいい。
ネタだし感が薄かったこのネタは、前座の頃に習ったとか。
仲入り。
ここで、会場の雰囲気を。
というか、右隣のカップルについて。
前半は私の隣に女性がいました。こはるさんを「カワイイッ!」と言った方。
スタイルのいい、ちょっとケバイ感じですが。
仲入りに入り、男女別々に席を立ち、男が先に帰ってきて、私の隣に座りました。
その男は、半そで、短パンに、ビーサン姿。
(雨が降りそうなこんな天気の日に? と、初めて目に入ったときは思った)
その男性は、前後の広くない席で足を組んで座っていたので、攻め込まれないようにちょっと足を開き気味に、陣地目いっぱいを確保(もちろんはみ出しません)。
そんな男は、女性が帰ってくると「寒い」とか言い出し、女性からストール?を借りて体にかけてごそごそしだす始末。
ま、そんなことはいいです。
仲入り後は、恒例のスタッフの感想コーナー。
この会場で、アナザーワールドが行なわれてしばらく経つし、少しは落語のことが分かってきたかと思ったのだが
「へっつい幽霊」の「よさが解らない」と言われたそうです。
「按摩の炬燵」でも、「何で按摩さんを炬燵にしなきゃいけないんですか!」と言うし、
「文七」「芝浜」、人情噺はわらるらしい。
そんな、スタッフへのサービス、と
「人情八百屋」
あまり、聴かない噺。
「唐茄子屋政談」の後半からの続きのような噺。
人情噺にしては、サゲが「これで終わり」感がある。と、ご本人も言っていた。
スタッフは、満足しただろうか?
はっきりは分からないが、そこそこやりなれた演目のような感じでした。
隣の男がちょっと気になりましたが、けっこう真ん中のいい席でした。
3月から4ヵ月連続の“黒談春”の初日。
ちょっと、普通の雰囲気とは違う、苦しむ談春さんを見るのもいいものかもしれません。
そのなかで、今回のは、一番スムーズだった感じがします。
普通の落語会へ戻ります。
ほなな
2011年06月18日
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