2011年04月27日

《感想》キョウカイを越える鳥たち@白鳥・遊雀

2011年04月24日(日)
三遊亭遊雀独演会
遊雀玉手箱 〜ご陽気に遊びの巻〜

三回目になる遊雀玉手箱、今回は「ご陽気に遊びの巻」!

相変わらず、暗い(節電プラス)地下通路からの入り口、内幸町ホール(千代田区立)。
今回の席は、C列10番。

オープニング・トーク
幕が上がると、二人が頭を下げている。すでに、会場から笑いが起こる。
いつもは「遊雀さんともう一人は誰だ?」と思うのだが、
今回は、短髪に、青い着物。背中には“SWA”と見えるし、三本の線。
そう、白鳥さん。

数日前にも、新文芸坐で二人は一緒だったようです。
そのとき? 違うときなのか、遊雀さんが「スーパー寿限無」をやったとか。

まだまだ恒例の地震ととき何してた?
白鳥さんは、新潟で生放送のリハーサル。
そんな新潟の知り合いが、個人で会場を借りてある人の落語会を予定していた。
しかし、地震のせいで新幹線が熊谷でストップ。その噺家さんは引き返してしまった!
そうその名は、柳家小三治。
復興支援寄席の初日に、小三治さんから聴いた話のアナザーストーリー。
そんな折なので、新潟にいる噺家は? と考えると白鳥さんのみ。
柳家小三治独演会の代演で、三遊亭白鳥。
「インチキー!」「詐欺ぃー」と言われつつも案外お客さんは入ったそうです。

白鳥さん曰く
「あんまり変わらないと思うんだけどなぁ」
遊雀さん曰く
「私は言ってませんから!」

そして
遊雀さんにとっては、転機には現れる白鳥兄さん。
入門のとき。
遊雀さんが、何だかんだあって、その後、初めて二人会をしてくれた人だそうです。


遊雀さん。
初めて“なか”へ連れて行ってくれたのも白鳥兄さん。
(“なか”って、当時は白鳥さんもコテコテだったそうです)
そんなマクラから
「明烏」
ですが、出だしが出てこない。若旦那が来ない・・・
で、悪の権化・源兵衛、多助のところに、若旦那がやってきた!
堅物の若旦那と町のダニの対比が面白い。
改めて、お稲荷さんへ行くために待ち合わせているところへやってきた・・・
お客さん
「ほら、お客さんも来た。若旦那もやってきた!」(笑)

だんだんどこで泣くかが楽しみになってきた!!

「電話の遊び」
初めて聴く噺。明治ごろに出来た噺。
堅物の若旦那に、遊び好きの親父さん。若旦那に釘を刺されて、番頭さんが見張り番。
家を出ることが出来ない親父さんは、電話を通して遊ぶ。
電話の向こうは、お囃子さんが三味線を弾き、唄う。
(お囃子:稲葉千秋)掛け合いが見事でした!
それを聴く親父さんは、体が癒され、悶え、悶絶して、最後は寝転がって・・・。
(白鳥さん曰く「あんなくだらない噺よくやるよ」)

白鳥さん。
「一ツ家公園ラブストーリー」(改作)
自作ではない新作。最近、よくやっているみんたいですね。
お爺さんと、お婆さんの公園での出来事。
「老婆の休日」?って思ったけど、それは文珍さんのでした。
まあ、そんな噺。

仲入り

遊雀さんの「居残り佐平次」。
「俺は“新宿の母”の父って言われた聞き上手」
「若い衆 の・ようなもの」
「不確かな存在ですから・・・」
軽くってノラリクラリの“居ノさん”でした。

今年は、談春さんの「アナザーワールド」
そして、遊雀さんの「玉手箱」に縁があるようです。


ほなな
posted by たにぃも at 23:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あの小三治師匠の話にそんな裏があるなんて☆

小三治師匠の代わりに白鳥サンは、ちょっとキツいかも(笑)、ですね。

落語ファン倶楽部の付録CD収録ライブの時、
“師匠殴ってから初めて会うんじゃないかねぇ”
って、文左衛門サンが言ってました。

それは言っていいの!?と思ったのですが。

協会の目(権太楼サンの!?)もありますし…板挟みみたいになるのもツラいだろぅし、あんまり仲良くはできなそうな気もしますが…どうなんでしょうね。
今後の動向も気になります☆

Posted by いちこ at 2011年05月02日 17:51
≫いちこサマ こんにちは!

白鳥さんを聴くつもりで行くならまだしも
小三治師匠の代演、って!(笑)
白鳥さんは、勉強のために、
小三治師匠の「落語家論」を立ち読みしたことがあるって、言ってました。(笑)

白鳥さんも“例の一件”の話を平気でするって、遊雀さんがいってました。
文左衛門さんも、キャラ的に
「それくらい、よくあるこじゃねぇの?」
って、感じですよね。

私もよく知らないんですけど、
いつの間にか、何となく知っている感じで、何がどうなって、そうなったのかが分りません。
何とも微妙ですね。
落語協会の人は気を使いますよね。柳家、小さん一門の流れの人ととかも。

それでも、
遊雀さんが、元師匠と似ていると感じるときはあります。
今後、爆笑落語の共演は、あるのでしょうか?
Posted by たにぃも at 2011年05月04日 11:46
こんにちは☆

私も、詳細はよく知りません。
核心が分からない…。

浅草お茶の間寄席で遊雀サンを見て面白い♪と思って、その後で事件!?のことを知って“権太楼サンのこと好きなのにマズいなぁ…”という、ワケの分からない心境(笑)になりました。

元師匠の得意ネタなんかを遊雀サンが演っているのを見ると、不思議な気持ちになります。

今広くみんなが演っている「宗論」のギャグは、権太楼サンが入れたモノらしいのですが、遊雀サンが演っているのを、これまた不思議な気持ちで見たりもしました。

馬桜サンの「芝浜」を聞いて、家元と似てるなぁと思ったことがあります。

お2人とも、最終的な理由はどうであれ15年以上弟子としてそこに居て、真打ちになったのは事実。
いろいろ受け継いでいるのは当たり前ですよねぇ。

長々ワケの分からない事を書いてすみません。

Posted by いちこ at 2011年05月05日 22:17
≫いちこサマ

「浅草お茶の間寄席」の放送日が変わって、遅れが少なくなって喜んでおります。

“マズイなぁ”何か分ります。(笑)

昔ならったネタって、そのままやっていても特に問題は無いのでしょうかね?
その辺のしきたりというか、分りませんが、どうなのかな?

今となっては、芸協がちょっとラッキーかもしれませんね。
おそらく、芸協内で人気上位ですよね。
その件で、こだわっている落語ファンもいるのかもしれないけど。

私は、うめ吉さんを聴きに行って、
初めて遊雀さんを聴いて、面白いと思いました。場内も爆笑でした。

立川流を破門になって、芸能界にいる人も結構いますよね!
上納金滞納とかで・・・。
マグナム小林さんもそうだって、最近知りました。
Posted by たにぃも at 2011年05月08日 18:44
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