2011年03月31日

《感想》春ぅ〜!@遊雀玉手箱

3月27日(日)
15時40分から、映画「落語物語」を観終えて、内幸町ホールへ移動。

大地震後、二回目の落語。
ここでは、その辺の場内放送がなかった、というか、一切無かった。

そのせいにするわけではないけど、落語の途中で隣のおっさんの地震速報が鳴る
「ピロリロン、ピロリロン」
そんなに大きな音では無かったけど、ドキッとする。体が反応する。
その人は、落ち着きも無く、途中で携帯というかiPhonを見たり(二つ持っていた)
さらに「また泣く!」って口に出すな!!
(確かに、遊雀さん、泣くシーンがよく出てくるんですが、だからって・・・)

ま、不愉快だったことはこのへんで済ましておいて、っと。


オープニングはおなじみ、玉手箱ゲストの紹介。

遊雀さんと、もう一人は“塙さん”ナイツのひとり。
一人?
「相方は“外不幸町ホール”の方へ間違っていっちゃって、今こっちに向かってます」
と、私服の塙さん。
実は、オープニングに登場することが伝わっていなかったようで
塙さんが「私も早く来なかったらどうするつもりだったんですか!」と言っていた。

そんなこんなで、しばらくナイツについての塙さんへのインタビュー。
塙さんは、大学時代「落研」だった、けど、落語は一度もやったことが無い、座布団の上でどうしたらいいか戸惑っている。
「落研」といっても、漫才しかやっていない。
とか、話していると、トイレに行きたかったがそのまま舞台へ上げられた土屋さんが私服で登場で、ナイツがそろう。
そんで、続きを二人そろって、話して。土屋さんが漏らさないうちに、オープニング終了。


マクラで、
卒業シーズンで見かける、女性の袴姿の話から。遊雀さんは、よく撮影を頼まれるらしい。(撮影を頼まれるっていっても、一緒にとるんじゃなくて、カメラを渡される)
袴姿の女性二人に撮影を頼まれる。場所は新宿の伊勢丹前、人通りが多い。
「何故、こんなところで?」と思いながらも撮ってあげる。
「全身を入れて欲しいので・・・」と言われ、ローアングルから狙う。
すいませんもう一枚、と、ポーズを変える…。そのうち遊雀さんものってきて
「イーねェ」何て言って、何枚も撮っているうちに、周りが見えなくなってくる。
その時、通りがかった女性の前座さんがそれを目撃! そして、弁解をする間もなく消えていった。
その後、着物の着替えについてくれることもあるのだが、何ともいえない雰囲気に・・・。

春は、恋の季節。
 春は、泥棒の季節? 春は、花見の余興!!
(石原都知事はあんなこと言っていますが…)

「崇徳院」
若旦那が、恋患い。もって五日、命が危ない恋患い。弱々しい若旦那と、大きな声の熊さん。
「瀬をー はやみぃー!」駆けずり回る熊さん。

「締込み」
「泥棒が、入りかけていますよぉー」と、入ったはいいが、主人が帰ってきて、裏に抜けられず台所の床下に隠れる。
泥棒が置いた風呂敷包みをめぐって、凄まじい夫婦喧嘩。その拍子に、熱湯をかぶってしまって、思わず飛び出した泥棒さん。
泥棒さん、思わず「まあ、まあ、まぁ」と、割って入る。

前半最後は
ナイツの漫才。生で聴くのは初めて。
タップリでした!
自己紹介〜巨人軍ラインナップから選びましょう、など、テレビなどで観る三倍はあった気がする。
ツッコミを聴き逃していしまいそうになるけど、ツッコミでもまた笑いがおこる。

仲入り後「花見の仇討」
打ち合わせの部分はあっさりめ。で、本番。
一番乗りの仇役熊公がスタンバイ。しかし、巡礼の二人がなかなか来ない。
キッカケが、キセルの火になるので延々吸い続け、なかなか来ない二人を待つ姿が笑いを誘う…。
浪人役と巡礼役の二人のいいかげんな殺陣。間に入る六十六部が来ない。相談しながらの殺陣、バカバカしくていぃっすね。
それをみる見物人が「五分と五分だ」といういいかげんさ(笑)!
その頃、六十六部は、
うるさ型のおじさんにつかまってしまって、酔っ払い。
そこへやってきた、本物のお侍が助太刀に入る!
仇同士の三人が逃げ出す!


全体に、やや大げさな役作りなんですが、面白い。
爆笑系の落語!
どことなく、前の師匠の面影もみえかくれ。
そして、遊雀さんの落語には、けっこうな確率で“泣き”のシーンが入る。(ここで、隣の人がまた泣く、とつぶやく、口で)
がしかし、悲しさを誘うシーンじゃない。
イイ大人が、子どもの様に泣きじゃくったり、悔しがって床をバンバン叩きながら「ぐっぞー、何でなんだよー」だったり…。
これが、ある意味で解放感があるというか、なかなか人は大人になって、そうは感情をあらわにしない。
男は特に、人前で泣かないし、ましてや泣きじゃくったりしない。
何か笑いつつ、スッキリする。

やっぱり、また行きたくなるんよね。
遊雀さんの落語。


ほなな
posted by たにぃも at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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