2007年04月07日

落語で花見

花見が出てくる落語を二席ご紹介。

ひとつめは「長屋の花見」
貧乏長屋の大家さんが花見へ行こうと言い出した。
これはタダで酒が飲めると思った店子たち
ところが、お酒は番茶の薄めた“お茶け”
その場にいきゃあ、お流れがいただけるかも知れないと、
とりあえず、みんな連れ立っていく。
“卵焼き”は黄色い沢庵、“蒲鉾”は白い沢庵・・・
なんだかんだと、文句を言いながらも皆楽しんでいる。
「大家さん、近々いいことがありますぜ、酒柱が立ってる」(オチ)

貧乏ながらも楽しい花見の一席。

次はとてもシュールなものを一つ。
「あたま山」
けちんぼな人が、さくらんぼうを食べてもったいないから種まで食べた。
その種がお腹の中でどんどん育ち、頭から生えてきた。
そして、立派な桜が咲いた。そこに、花見に人が集まってくる。
やってきた人は鳴り物入りでどんちゃん騒ぎ、にぎやかなこと。
これはたまらないと、頭を振ったら地震だとみんな逃げた!
こんなものがあるからだと、桜を抜いてしまった。
ぬいた後に穴ぼこができた。そこへ、夕立が降ってきて水たまりに。
もったいないのでそのままにしていると、そのうち魚が泳ぐようになる。
そうすると、子供がつりにやってきて、子ども同士喧嘩をはじめる。
また、船を出して網を打つ人・・・。
こう、うるさくっちゃあ、しょうがないと
池に身を投げて自殺した。(オチ)

これなどは、映像でなく“想像しながら聴く面白さがある”
と思いませんか?


2007/04/07 16:54
旧「ODNまいぺーじ」より転載
ラベル:長屋 花見 落語
posted by たにぃも at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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