2010年04月05日

見ざるそれでも花見(さくら)日本茶小三治お銚子&杯花見(さくら)独演会 で、一寸

花見(さくら)桜が満開だった。
あんなに風が強い日があったのに、よく残っているなぁ。
そんな桜を、歩きながら、電車の中から見つつ、一寸遠出。


席は、35列の40番。二階席の一番後ろから二列目。

「上野鈴本演芸場では目の前だった高座が、あんなに見ざる遠い。」

なんて一寸思ったりもしますが
端っこの席ではなかったので、少し安心。
(こんな時のために、単眼鏡がかばんに入っています。)


一度、来たことがある、アミューたちかわ 大ホール。
おととしの柳家小三治独演会。
去年、小三治さんの独演会にいけたのは、11月に一度だけ。
それに比べれば、今年はすでに一度
そして荒川のチケットを取ることができた。

今年はあと何回いけるかな。
今後の予定は、6月の末広亭と8月の池袋は絶対に行きたい!
出ていればね。


まずは、柳亭燕路さん。
寄席では何度も聴いています。泥棒噺なんかイイですね。
ある意味、間抜けな泥棒みたいな顔しています。

「粗忽の釘」
あまり大きくは見えない燕路さんが、箪笥を背負おうとしてもあがらない。
ひっくり返って亀のようになっているのが目に浮かび笑えます。
仏壇の阿弥陀様の釘が出るところ、人によってちと違う。
このときは股の所から…、でした。
終わった燕路さんが自分で高座返し、小三治さんの湯呑も準備。
二つ目の燕路さんのその姿は、いかにも若い前座とは違い、美しかった。


黒の紋付羽織で出てきた、小三治さん。
花見(さくら)の俳句を幾つか読みあげるが、あまりいいのが無い、パッとするのが無い、とボヤく。
「桜ってのは、満開にならないと散らないらしいんですよ。」
(へぇー! そうなんや! それで、あの強い風の日があったのに、見事に満開になっていたのか!)と感心する。
注:満開とは、木全体のことではなく、それぞれの花自体が咲ききらないと、散らないということのようです。

「酒なくて何の己が桜かな」花より団子。
と、短めのマクラで「長屋の花見」に入る。

最高の花見(さくら)「長屋の花見」お銚子&杯が聴けました。
遠くて表情はあまり見えていなかったけど、それでもとても面白い「長屋の花見」でした。
(時々、単眼鏡で見ていましたけど…)
たっぷり、じっくり30分くらいの「長屋の花見」でした。

会場の近くにも桜がたくさんあって
早めに会場に行ったので、ウロウロと道路沿いに咲いている花見(さくら)桜で花見をしていたので、気分にピッタリな噺でした。

先日の「道灌」のときに再認識したけど
落語って同じ噺でも、やる人でこんなに違うんや、とさらに実感!!

大家さんの厳めしい感じ、しかし、どこと無く貧乏長屋を楽しんでいる感じ。
長屋の住人も、大家さんを煙たく思いつつも、それでも住まわしてもらっていることへの恩義。
そんな大家さんをここぞとばかりにからかいながら楽しんでいる。
戸無し長屋をお互い楽しんでいる。
まあ、楽しまないと死にたくなるのかもしれません。
いや、死のうなんてことは思いもせず、花見(さくら)花見(さくら)楽しんでるのでしょうか。

ここで、仲入り!


ほなな
posted by たにぃも at 15:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 小三治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、いちこです。

プレオーダー当選で、席は二階の最前列でした。

演る人によって本当に、大きく違いますよね。
初めて「長屋の花見」を聞いた時は誰だったかも覚えていませんが…面白くなかったですもの。

4日は、本当にいいモノを聞かせていただいて嬉しい限りです。

仲入り後のあの話も、いつまでも続くのだろう、ご自身も
落語はさっきいいやつやったからもぅいいんだよ

なぁんて事を仰るので、本当にやらないんじゃあないかと心配しましたが(笑)。

バンドエイドの話の後で「品川心中」がくるとは夢にも思いませんでした。

大・大・大満足です☆
Posted by 未設定 at 2010年04月06日 11:23
右矢印1いちこサマ
二階でも、あの会場に居れたことがうれしかった!

「落語はさっきいいやつやったからもぅいいんだよ」
の言葉、本気で言っていたのでしょうか?
本人的にも凄くいい「長屋の花見」だったんですかね?

バンドエイドの話。
そんなものがあるとは知っていたのですが、あの後薬局に行く機会があって
「コレがそうか」と手に取ってみて、考えた挙句、買いませんでした。
買って、自ら切り傷をつくって、貼ろうかという衝動にも…
ほんの一寸、そんな気にもなりました。

治るところが見てみたい……!
Posted by たにぃも at 2010年04月11日 15:09
こんにちは、いちこです。

自傷行為はお気をつけくださいませ。
傷口からの滲出液を吸収して、バンドエイドがぷくぷくと膨れてきます。
飽和量を超えると、小三治師匠も言ってましたが漏れ出します。

その頃にはかなり治ってます。

この先、いつか怪我をする時の為に買い置きして、その日がくるのを楽しみに待っていてください(笑)。


13日に、板橋での落語会で小三治師匠の「長屋の花見」を聞きました。

言葉の出てくるリズムなど、アミューたちかわでのほうが断然良かったです。

ご自身の中でも、たちかわは“よっしゃ!!”みたいに思うところがあったのかもしれませんね☆
Posted by 未設定 at 2010年04月14日 22:38
右矢印1いちこサマ
やっぱり、そうでしょうね。
そんな場に居合わせたのはうれしいことです。
「鰍沢」が、聞いてみたい。

談志さんも復帰しましたが、なかなか大変のようですね。
Posted by たにぃも at 2010年04月19日 01:35
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