2010年07月01日

立川談春「子別れ」通し

こういう機会というのはあまりない。
独演会だからめぐり会える、大ネタ。

CDでは、小三治さんとか、権太楼・さん喬のリレーだったり
聴いたことがあるけど、ライブでめぐり会えることは、少ないですね。

得したような、でも、ひとつの演目と思うと一寸存したような??
そんなひねくれたことも思ったり。


開口一番、春太さんの「手紙無筆」

後に出てきた談春さんは、
いつものように「いきなり一番下手な噺を聴かせてすいません!」と

ちょうど、鳩山さんが辞めて、菅首相が誕生したので、政治の話。
というか、以前、北海道に鳩山さんの応援に行くと家元・談志が約束、
送り込んだのは、前座時代の談春さんたち。
ついてみると、とっても豪華な旅館。
女将たち従業員が左右にずらっと並んでのお出迎え。
談春さんは察しました、「立川談志が来る」ってことになっている。
話の分かりそうな仲居さんと接触をとるとやはりそのようで、
大騒ぎにはならずにおさめたものの、悲惨なものだったと…。

そして、なかなか噺に入らない。
「子供がいるって聞いたんですが、残念ながら廓噺で…」
「入ってしまうと、そのまま行かなきゃならない」んで、
躊躇しているって…。
事前に演目が知らされないワクワクする瞬間。

ご隠居の弔いで酔っ払っている熊五郎。
…紙ちゃんと吉原へ行き、三日も帰らず
…家に帰って、女郎の惚気話、怒ったかみさんと亀ちゃんが出て行った。
そこへ女郎を連れ込んだが、家のことを何もしない女郎。
さすがの熊五郎も愛想が尽きたが、女は男をあっさり出て行く。

仲入り後、高座に上がる談春さんは着流し姿。
座るなり、マクラなしで「子別れ(下)」
出入り先の番頭さんが、すぐ来て欲しいと…。

亀ちゃんが、こまっしゃくれている。
それが、ま、強がっている感じで泣かせる。
それがまた、最後のシーンにもつながってくる。

終わってから、少し話しがあって
知り合いが口蹄疫で困っていると…
本当に身近にそういった人がいないと、牛肉が食べれないとか
案外他人事だったりしますよね。


あまり聴かない噺に出会える楽しさもありますが、
こういった定番の演目をじっくりと聞けるのも独演会のいいところですね。


ほなな
posted by たにぃも at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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