2010年07月19日

志の輔らくご@銀座午後5時頃

志の輔らくご ビギン・ザ・ビギン

仲入り休憩中にも、
「ビギン・ザ・ビギン」のバージョン違いがかかっていました。
「全部集めて、聞いてみたいなぁ」なんて、思ったりして…。

釈台が用意されていて、
志の輔さんは、正面のバックの飾りの真ん中から登場。
「これは、関西の落語家さんが使うのとは違って、講談の時に使うもの…」と説明を始めた声は、また、初めのようにかすれているような気が…。
「実は、講談風にやったことで、声の出し方が落語とは違う。それでつぶしてしまった」のだとか。

「しかばねの行方」
東野圭吾さんの「怪笑小説」の短編「しかばね台分譲住宅」を直接お願いして、落語にさせてもらったと。

東野圭吾さんといえば「新参者」「ガリレオ」「容疑者Xの献身」「秘密」などの原作者。
(噺には出てきませんでしたが「名探偵の掟」や「流星の絆」も。私は映画やドラマは好きで見ていますが、原作は一度も読んだことがありません。)

こんなマクラを聞いていても、気づいてませんでした。
私は一度聞いたことがあるのでした。

ある分譲住宅の朝の風景。
出勤しようと玄関を出たら、うつぶせになった男性の背中に包丁が刺さっている。
「こういう場合はやっぱり、町内会長さんにまず知らせないとね。」
と警察よりも先に、町内会長さんに知らせる。
「最近うちの分譲地は、人が入らなくて困っているのに、殺人があったとなればもっと人が来なくなる」と、隣町の分譲地へ移動させようということになる。
そして噺はこじれてくるのであった…。

私は何かに似ていると思ったら、以前聞いたことがあったのだった。
そのときは、講談形式ではなかったと思う。
でも、もっと考えたら、一寸「算段の平兵衛」的なところがある。
「算段の平兵衛」から“平兵衛”を無くして群像劇にした感じ?

サスペンス・アクション的な、ブラックユーモア噺。
志の輔さんの作品は、ハートウォームな感じが多いのですが、それは無し。

最後に高座から降りる志の輔さんの背中には

包丁

が、刺さっていました!


帰りにブックオフへ寄って
文庫本「怪笑小説」を買って帰りました。


ほなな
posted by たにぃも at 18:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、いちこです。

志の輔サンは本当に意欲的で、楽しませてくれる噺家ですね☆

ご自身の背中にナイフ…志の輔サンぽい!!

最初から仕込んであるから、登場の仕方も正面の飾りからなんですね。

私も、原作を読んでみたくなりました♪
Posted by 未設定 at 2010年08月03日 11:05
右矢印1いちこサマ

ほんとにチャレンジャーで、エンターティナーですね。

ちなみに、志の輔さんが東野圭吾さんに
「もっと、こんな作品書いてください。」
と言ったら、
「笑いは金にならない」と、言われたそうです。

冗談半分でしょうが、志の輔さんは「私の立場は…」

まだ読んでませんが、ノート2(開)楽しみです!
Posted by たにぃも at 2010年08月13日 18:36
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