これは、ほんとに、コラはいいのかなぁ。
って、思ってしまうくらい、ハジケてました。
しかも、歌舞伎座さよなら公演で!
でも、演者も楽しそう!
歌舞伎で








「大江戸りぶんぐでっと音頭」
に、あわせて踊る存鼻たち!
音楽担当は、

振付は、


これは、映画のパンフレットの表紙です。
イラストは、しりあがり寿さん。
道具幕デザイン担当です。
クドカン映画の「真夜中の…」の原作者でもあります。
宮藤官九郎さんと歌舞伎との縁でいえば、
中村七之助さんが映画に主演、中村勘三郎さんも共演。
さらには、坂東三津五郎さんも「うぬぼれ刑事」にでていました。
(というか、歌舞伎で気に入って、ドラマに出てもらった感じ?)
オープニングで、
くさやを売るお葉(七之助)、美しい!
その側には、デッカイ魚の開きのくさや。
それが着ぐるみで、一人は半助(染五郎)。
しかも、その開きの着ぐるみを閉じると、
ひとりは

そして、半助は、カメレオンになる!
これだけでも、驚きの歌舞伎であることが分かると思います。
あと、細かく説明しても、上手く伝えられないので、
ザックリと。
死骸が踊る「らくだ」などを中心に
廓に「佐平次」がいたり、「品川心中」など
落語ネタもちりばめられてい。
映画や芝居のパロディや、もちろん「スリラー」やゾンビ映画も。
結構、グロテスクなシーンもあります。
歌舞伎座では、途中退出もいたとか
歌舞伎ファンには、見るに堪えないと酷評もあるようだ。
そっちの方が、多いのかな?
クドカン歌舞伎を観に行って、他ので感激していたという話もあるみたい。
確かに、歌舞伎座に行く人には、刺激が強すぎるというか
こんなもの観たいんじゃない! というのも、分かる気がする。
わたし個人としては、脚本のみで
監督、演出は別の人がやった方が、“”いい塩梅”になる気がする。
「真夜中の…」がその代表(初監督で張り切ったのかもしれないけど)。
でも、「少年メリケンサック」は好き!
そんな私も、大がかりな割には、もうひとこえ欲しい。
大満足ではないですが、面白いものを見せてもらった感じです。
「シネマ歌舞伎」くらいの気軽さの方が、あっているのかもしれません。
あ、ストーリーは全く説明がないですが、ネットで調べればすぐにわかるでしょう!
(無責任な)
ほなな