2010年11月28日

小三治・青年@カレー娘と義兄

柳家小三治 独演会
(2010年11月15日 練馬文化センター 大ホール

8月のきゅりあん以来の独演会。
10月に主任の寄席には行っています。

開口一番は、今回も燕路さん
「悋気の独楽」


続いて
小三治師匠、登場!

お姉さんの旦那さんが亡くなられた、
というところから話は始まる、が…

キリスト教のお葬式に行ってきました。
その旦那は、けっこうなクリスチャン。
そんなに、親しくはしていなかったようですが
学生時代に一緒に住んでいたことがあった、と話は続く。

「エホバは わが牧者なり」なんて、張り紙したり
家のあちこちに張りまくっていた。

しかし、話は意外な方向に…。

中学二年生の頃に同じクラスで、親しくしていた女の子がいた。
とはいっても、一緒に図書館で勉強したりするくらい。
そのこの家でカレーライスを食べさせてもらったこともある。
(小三治)家のカレーライスは、小麦粉が入った、ドロッとしたのだけど
その女のことのところのは、サラサラで、ご飯の中にしみこんでいく。

そして、その頃に、のど自慢大会に出たことがあった。
でも、歌ではなく落語で出た。落語もありの大会だった。
それで、優勝して、丸石自転車の自転車をもらった。
ママチャリではなくて、ドロップハンドルやつ。

さらに、高校二年生の夏休みに、
その“カレーの女の子”に、家族で江の島に泊りがけで行くので、
一緒に行かないかと誘われた。
しかし、厳格な家で、そんなことが許されるはずもなく断った。

でも、気になってしょうがない。

誰もがまだ寝静まっている早朝に抜け出して、自転車で行くことにした。
(ここでのど自慢の自転車と、カレーの女の子が繋がった)
自転車は家の中にしまっていて、
しかも、玄関の引き戸には、開け閉めの時に「チリン、チリン」となるものが付けてあった。
だからゆっくりと、

チ リ  チ  リ    チ   リ     チ    リ

と開けて、出ようとしたら
“エホバ”が、気がついて出てきた。

そして、事の成り行きを察して、1000円渡してくれた。
(あぁ、全てつながった。何かエエ話になったでぇ)

着いたのは、お昼過ぎくらい、
場所もちゃんと聞いてなくて、人も大勢いるので
会えるはずもないか、と思っていたんですが、
ふっと、目の前に現れたんですねぇ。

で、帰り着くのは、もう、真っ暗になってました。

小三治師匠のこんな少年時代の話は、初めて聴きました。
いつも、趣味、道楽の話ばかりですから。

ここから
キリスト教のお葬式。神道の葬式。仏教の結婚式など、相性の話。
さらに、日本の霊柩車といえば、仏教式ですか、屋根の付いたやつ。
最近、ゆうの見ないですね。ときて
今は、寝棺ですが、昔は座棺だった。
ついに、早桶の話。

ここまで来ると
「おお、付き馬だね!」

けっこう、マクラで時間が経っていると感じるが
そんなことは関係なく、もう、ノラリクラリと若い衆にお金を払わせる。

頭抜け大一番小判型を見た若い衆は
「なんだぁあ、こりゃぁ!」
背負わされる若い衆。
笑えます。

仲入りに入ったのは、20時42分頃。

何時まで? 21時半まで?
お客さんの中には、もう終わった感じで、
休憩時間と聞くと「あ、まだあるの?」みたいな様子の人も。

10分の仲入り後
定番のマクラから「小言念仏」。
私的には
やっぱり、きたか! という感じ。

手抜きではないんだけど、さらりと相変わらず笑わせてくれます。

お見事?、21時04分終演。


ほなな
posted by たにぃも at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 小三治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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