2010年11月03日

古典1:新作3@よってたかって秋らくご

よってたかって秋らくご
21世紀スペシャル寄席ONEDAY

東京芸術劇場 中ホール
場所柄か、メンバーによるのか、わりとわかめの客層。

開口一番の辰じんさんを除けば
四人中、古典が独りで、新作が三人ですから。


唯一古典の三三さん
「締め込み」

白鳥は「聖橋」
主人公は、ヤナギヤ ミミちゃん。
その師匠は、ヤナギヤ コヨンジ。
古典をこよなく愛する噺家であるが、世の中は新作が主流に!
落ちぶれてしまってるミミちゃんだが、チャンスがめぐってきた。

病あがりのタチカワ ダンシ師匠が、
池袋で復活興行を三日間する。
それには、ゴンタロウ、サンキョウというバリバリではなく
「俺を引き立てるために、それなりの奴を」というオーダーに
ミミちゃんが選ばれた。
「文七元結」をリレーで、前半をミミちゃんがやって、文七が橋から飛び降りて自殺しようとするところを、ダンシが止めに来て入れ替わる。

しかし、一日目、二日目とダンシは帰ってしまった。…

と、「中村仲蔵」「淀五郎」の落語番。
そして、登場人物は、微妙に実在の人物。
白鳥ワールド

仲入りを挟んで
百栄さんは、今輔作
「甲子園の魔物」
マクラでは、「アパッチ野球軍」について盛り上がります。
そして、甲子園で信じられない失敗をした高校球児にしか見えない魔物が
デス・ノートのように現れて取引を持ちかけてくる、という噺。
ネタ自体はそうでもないですが、マクラがマニアック。


最後の喬太郎は
お馴染の「すみれ荘二〇一号」
マクラでは、弟子入り前に働いていた銀座の「福家書店」が、この日で閉店。
会場へ来る前に、寄ってきたそうです。
そんな書店員時代のエピソードをマクラに
その頃作った作品に入りました。
「おとうと」の歌入り!
何度も聞いたことはないのですが
落語を聴きはじめて、喬太郎さんのCDと言えば「すみれ荘二〇一」と「夜の慣用句」。
久しぶりに聞いて楽しかったです。

噺が終わって、緞帳が下がる途中で、もう一度緞帳を上げる喬太郎さん。
ちょっと余興をといっても踊りを踊ったりするのではなく
書店員をしていたという証明に「書店風景」。
書店員をしていなければ分からない専門用語が飛び出すも、
何だか見ていて楽しかった!


ほなな
posted by たにぃも at 21:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 落語もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする